本庄まつり
江戸時代、中山道最大の宿場町として繁栄した本庄宿(埼玉県本庄市)。その本庄市で毎年11月2日・3日に行われるのが「本庄まつり」
この祭りは、本庄の鎮守・金鑚神社の例大祭の附祭として発展。豪華絢爛ないわゆる江戸型人形山車10基が市中を曳き廻され、着飾った女衆や子どもたちの奏でる優雅なお囃子の音が街に響き渡る。
2日は各町内で「乱曳き」、自町内をすみずみまで廻る。細い路地での運行は伝統と腕の見せ所、運が良ければ巡り合った山車どうしのお囃子の叩き合いが見られる。
3日は本祭、金鑚神社前に山車を整列させ、三重高欄と人形をせり上げお囃子を奏でる。正午の花火を合図に金鑚神社の御神幸祭の行列に続いて中山道を台町へと巡行する。そのあと駅前通りを会場に、三重高欄、人形をせり上げてのパレード。夜になると山車に灯をともし、市民プラザに勢揃いしてお囃子を競演する。夜8時からは街にでて、クライマックスとして繰り広げられる叩き合いは圧巻である。
本庄まつり パンフレットより
市民プラザに山車が10基勢揃いした所を見行きました。こうやって集合すると迫力ですね。
現在、山車は10基あり、うち8基は市指定文化財で、いずれも明治5年から大正13年までに建造されたそう。
山車そのものだけでなく、上にのせた人形もカッコよく、また山車に施された彫りや刺繍の布などもみごと。
←山車の構造を見ると
三段になっており(三重高欄)
そのてっぺんに人形がいる。
(これは本町の山車で「石橋」)
金の刺繍布がすばらしい。
お囃子の人の様子。
この山車は上町ので、人形は「神功皇后」
七軒町の「加藤清正」の人形は
今年お顔を新しくしたそうな。
珍しくも勇壮なお祭りで、寒かったけどわくわくして拝見しました。
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